項目 |
内容 |
○ 財政再計算とは |
財政再計算とは、掛金額算定の際の前提となる数値(基礎率)の再点検を行い、掛金額を再設定する行為であり、政令及び厚生省年金局長通知「国民年金基金における財政再計算に伴う掛金の計算に関する取扱いについて(平成6年12月22日年発第6383号)」により、少なくとも5年ごとに行うこととされている。
前回の第4回財政再計算は平成19年度末を基準時点として実施され平成21年度以降の新規加入・増口に適用されたことから、今回の第5回財政再計算は平成24年度末を基準時点として実施され平成26年度以降の新規加入・増口に適用される。 |
○ 掛金額算定にあたっての基礎率 |
・ 予定利率: 現行の1.75%から1.5%に引下げ
・ 死亡率: 国立社会保障・人口問題研究所の将来推計人口
(平成24年1月推計)における2045年生命表を使用 |
○ 将来の年金財政状況 |
上記基礎率に加え、以下の前提の場合、2063年に積立不足が解消するものと見込まれる。
・ 運用利回り(運用報酬控除後): 4.7%
・ 募集目標/年
・ 新規加入: 3万人
・ 再加入: 新規加入の7% (金額換算ベース)
・ 増口: 新規加入の25% (金額換算ベース) |